紀州梅効能研究会は梅・梅干し・梅リグナンの様々な健康効果を医学的に検証・解明しています。

紀州梅効能研究会

梅の効能

血液浄化作用

ドロドロ血液の正体は血液中の脂質です。これが血液中に多くなると高脂血症になり、ドロドロ血液になると言われています。 梅干し含まれるクエン酸は、ドロドロ血液の原因である酸性を中和させ、血液をサラサラにします。

人間が健康でいるためには体液(血液や細胞液)が弱いアルカリ性に保たれている必要があります。体液が酸性化すると血が黒くにごり、排泄障害、内臓機能の低下、慢性病などになりがちです。体のためにはアルカリ性食品を食べて、酸性を中和させる必要があります。

体液の酸化性

梅干しはすっぱいので酸性と想像されがちですが、れっきとしたアルカリ性食品です。梅干しがすっぱいのはクエン酸によるものです。
体内でエネルギー源を燃やしてエネルギーにする回路をクエン酸サイクルとよびますが、クエン酸がこのサイクルの働きを活発にし、疲労の原因となる乳酸の蓄積を防ぎます。
乳酸が消えると、血液は酸性から弱アルカリ性に変わり、血液がサラサラになるのです。

エネルギー源はクエン酸のサイクル

牛肉をアルカリ性食品で中和するには

人間の正常な状態の体液は、ペーハー7.4位の弱アルカリ性です。前述したように酸性食品に偏った現代人の食生活は腎臓の機能を低下させ慢性病につながる危険性があります。酸性化を防ぐためにはアルカリ食品で中和させなければなりません。たとえば酸性の強い牛肉を100グラム食べるとアルカリ性のきゅうりは900グラム必要です。ところが、梅干しならばたった5グラムの量で中和してくれるのです。

梅干たったの5グラムで酸性の牛肉100グラムを中和

参考:梅エキスの生活習慣病(糖尿病、高脂血症)に及ぼす効果

参加企業

和歌山県産農産物の機能性を医学的、科学的に解明することを目的とした機能性医薬食品探索講座は、梅加工会社の寄付により大阪河﨑リハビリテーション大学内に設置運営されています。

梅干博士

宇都宮 洋才(うつのみや ひろとし)
医学博士。専門は病理学。言い伝えの域をでなかった梅干しの効能を国内外の共同研究によって医学的に解き明かす。梅干博士として知られ、マスコミや講演でも活躍。2022年4月より、大阪河﨑リハビリテーション大学 機能性医薬食品探索講座 教授。

メディア紹介
  • あさイチ(NHK総合テレビ)
  • Rの法則(NHK Eテレ)
  • ためしてガッテン(NHK総合テレビ)
  • 林修の今でしょ!講座(テレビ朝日)
  • 主治医のみつかる診療所(テレビ東京)
関連リンク